Kindle版

Contents

【新シリーズ】

なぜ、古典から政治へ向かうのか。

古典は、人格運動の豊富な観察記録である。

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第2巻|国家の能力とデイノテース

天下の大将軍の見る地平

人生は、戦いである。

人間は、肉ある生命体として、生涯にわたる生活固定費を賄わなければならない。

同時に、知的生命体として、恐怖、欲望、怒り、羨望などの反応連鎖から人格を復元し、

自分自身の主人であろうとする。

思想、文学、芸術は、数千年にわたり、この人間精神の運動を観察し、表現してきた。

そして現在、脳神経科学、感情研究、認知科学、複雑系研究もまた、

快苦、感情、身体、記憶、予測、判断が相互に作用し、

人間の行動を形づくる仕組みを解き明かそうとしている。

人間は、快をもたらすものへ接近し、苦をもたらすものを回避する。

その反応は相互に連鎖し、ときに人格全体を一つの方向へ固定する。

思想が先鞭をつけ、科学がその構造を明らかにしようとしているのである。

しかし、科学が人間の反応機構を説明できても、人間が何を目的とし、

どこへ向かうべきかを、それだけで決めることはできない。

ここに、人格自由、モラルグラビティ、五つの徳、そしてフロネーシスを考える必要がある。

人格自由とは、反応しないことではない。

反応によって動いた後に、自分自身の主人である自由平衡点へ戻り、もう一度、自ら選ぶことである。

その人格復元を支えるのが、
知恵、勇気、節制、正義、愛という五つの徳である。

人間は、精神だけで生きるのではない。

月二十万円の生活固定費でも、二十歳から八十歳までの六十年間では、一億四千四百万円になる。

収入は変動し、ときには途絶える。しかし、生きているかぎり、生活に必要な費用は止まらない。

多くの人は、人生の兵站を維持するために働きながら、

人格自由を失わずに生きるという、二つの戦線を抱えている。

本書は、この誰もが逃れられない現実から政治を考える。

高度な知性も、端緒を誤れば、デイノテース――目的を見失った巧妙さ――となる。

正しい端緒から働くとき、知性はフロネーシスとなり、人間と社会を、

吸収と学習、発展と創造へ導く。

国家の能力とは、富を築き、権力を行使し、人びとを管理する能力だけではない。

一人ひとりが生活の兵站を整え、人格を復元し、

自分自身の主人として生きられる社会環境をつくる能力である。

よく整えられた個人、正しく第一原則を認識した政治体、そして正しく整えられた制度。

この三位一体によって、人格自由を目的とする「フロネーシス社会」は姿を現す。

第一巻で示した「政治の第一原則」を、最新科学、生活、世帯、国家、民主制、

そして
AIの時代へ展開する、中村聡一の政治学・第二巻。

AI対話で学ぶリベラルアーツ|Kindleシリーズ

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神話、哲学、宗教、文学――。
人類は数千年にわたり、人間が何に惹かれ、何に苦しみ、なぜ迷い、そして、いかに自分自身を取り戻すのかを観察し続けてきた。

だからこそ、古典から得られる知見は、過去を知るためだけのものではない。

人間が関わる、ほぼすべてのことに深く関係している。

私は長年にわたり、膨大な古典を読み込み、書籍にまとめ、大学教育や講座の現場で伝え続けてきた。

そして、一つの結論に至った。

古典が描き続けてきた人間精神の働きには、時代や文化を超えた共通の構造がある。

その探究をまとめたのが、全15巻のKindle講義シリーズ、

『中村聡一の教養としてのギリシャ・ローマ――人格形成の基礎づけ』

である。

古典から、人格運動へ。
人格運動から、人間精神の法則へ。

そして、その知見を教育、社会、政治へ。古典から、人間精神の法則へ。
そして、AI時代の政治へ。

プロモーション動画です。

ぜひご覧ください。

本シリーズは、AIとの対話を通じて、
「読む → 考える → 統合する」プロセスを体験する
新しいリベラルアーツ講座です。


教養は、読むものではありません。
思考によって生成されるものです。

中村聡一の

教養としてのギリシャ・ローマ——

人格形成の基礎づけ

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ぜひご覧ください。

なぜ英語だけでは世界は理解できないのか

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思考の生成プロセスを体験する

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ソクラテスとトラシュマコスの対決

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グラウコンとアデイマントスの問い

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葛藤と調和の哲学

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正義・人格・共同体の哲学

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法の文明と徳の文明

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フィリアとアガペーの文明論

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 愛と意味 フランクル『夜と霧』より

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 これまでの巻では、ギリシャ・ローマの思想と歴史を手がかりに、人間・正義・自由・幸福について考察してきた。

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 幸福とは、人生の目的なのでしょうか。

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 本書では、ホメロスからダンテまでの古典を、一つの人格運動の歴史として読み解きます。

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 本巻では、古典哲学・文学・宗教思想に共通して描かれてきた「人格運動」という現象を出発点に、人間精神に働く普遍法則について考察します。

モラルグラビティ理論は、「善とは何か」を説明する理論ではありません。

人格に働くさまざまな引力、その引力によって生じる人格運動、そして人格に内在する復元力による調和の回復を、一つの運動体系として理解しようとする理論です。

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 本書は、人間を評価するための本ではありません。人間を理解するための本です。

「なぜ私は、私になったのか。」

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読み方

第1巻 → 第2巻 → 第3巻と進むことで、
リベラルアーツの思考構造を段階的に身につけることができます。

はじめての方は第1巻から。
正義を考えたい方は第2巻へ。
政治の構造を理解したい方は第3巻へ。


講義との関係

本シリーズは、大学ゼミ講義「正義論」「思想文学論」で行った
AI対話式の授業内容をもとに構成しています。

今後も、授業でのAI対話記録をもとに、
シリーズを継続的に展開していきます。


名門コロンビア大学に学んだ
教養としてのギリシャ・ローマ
―AI時代にリベラルアーツを究める

(PHP文庫)

本シリーズの思想的基盤となる一冊です。

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この講義シリーズとは別に、
「リベラルアーツ×芸術」のシリーズも展開しています。

別ライン|リベラルアーツ × 芸術


体験を、アートにできるのか。
ダンテ『神曲』の構造から生まれた、
内面の旅の絵ものがたりです。

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Kindle版 大人も子どもも読める体験型絵ものがたり
(LAFE 体験型リベラルアーツ絵本)

体験を、アートにできるのか。
――『教養としてのギリシャ・ローマ』より――

本作は、プラトン『饗宴』における
「愛のはたらき」をモチーフにした、
“体験するための絵ものがたり”です。

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体験を、アートにできるのか。
―『教養としてのギリシャ・ローマ』より

本作は、古代ギリシャ・ローマ以来、
リベラルアーツ思想の中心となってきた

  • 知恵
  • 勇気
  • 節制
  • 正義

そして愛へと向かう
「四元徳」の心の動きを描いた、
体験型の絵ものがたりです。

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