Contents
- 1 【新シリーズ】
- 2 なぜ、古典から政治へ向かうのか。
- 3 古典は、人格運動の豊富な観察記録である。
- 4 第2巻|国家の能力とデイノテース
- 5 AI対話で学ぶリベラルアーツ|Kindleシリーズ
- 6 中村聡一の
- 7 教養としてのギリシャ・ローマ——
- 8 人格形成の基礎づけ
- 9 第1巻|AIで読む教養入門
- 10 第2巻|AI対話で学ぶ正義論
- 11 第3巻|リアリズムからアリストテレスへ
- 12 第4巻|力は正義か
- 13 第5巻|正義は 徳か 社会契約か
- 14 第6巻|徳は、生来か、学習か
- 15 第7巻|フェア精神という徳
- 16 第8巻|法律で規定できる正義
- 17 第9巻|愛と正義
- 18 第10巻|人間は正義なしに生きられるか
- 19 第11巻| 自由は正義か: 自由な精神はいかにして自らを奴隷化するのか
- 20 第12巻|幸福と正義: 2500年の幸福思想の旅
- 21 第13巻|理性による自律的な正義とは: 人格運動とは何か――古典を読み直す、新しいレンズ
- 22 第14巻|人格運動の法則: モラルグラビティ理論への序章
- 23 第15巻|人格形成の基礎づけ: なぜ私は、私になったのか。
- 24 「なぜ私は、私になったのか。」
- 25 指定教科書
- 26 この講義シリーズとは別に、「リベラルアーツ×芸術」のシリーズも展開しています。
- 27 どこへ行ったの?|体験型絵ものがたり
- 28 第2作『それはここにある』
- 29 第3作『心はどこへ向かうの?』――四つの力を見つける小さな旅
【新シリーズ】
なぜ、古典から政治へ向かうのか。
古典は、人格運動の豊富な観察記録である。

第2巻|国家の能力とデイノテース
天下の大将軍の見る地平
人生は、戦いである。
人間は、肉ある生命体として、生涯にわたる生活固定費を賄わなければならない。
同時に、知的生命体として、恐怖、欲望、怒り、羨望などの反応連鎖から人格を復元し、
自分自身の主人であろうとする。
思想、文学、芸術は、数千年にわたり、この人間精神の運動を観察し、表現してきた。
そして現在、脳神経科学、感情研究、認知科学、複雑系研究もまた、
快苦、感情、身体、記憶、予測、判断が相互に作用し、
人間の行動を形づくる仕組みを解き明かそうとしている。
人間は、快をもたらすものへ接近し、苦をもたらすものを回避する。
その反応は相互に連鎖し、ときに人格全体を一つの方向へ固定する。
思想が先鞭をつけ、科学がその構造を明らかにしようとしているのである。
しかし、科学が人間の反応機構を説明できても、人間が何を目的とし、
どこへ向かうべきかを、それだけで決めることはできない。
ここに、人格自由、モラルグラビティ、五つの徳、そしてフロネーシスを考える必要がある。
人格自由とは、反応しないことではない。
反応によって動いた後に、自分自身の主人である自由平衡点へ戻り、もう一度、自ら選ぶことである。
その人格復元を支えるのが、
知恵、勇気、節制、正義、愛という五つの徳である。
人間は、精神だけで生きるのではない。
月二十万円の生活固定費でも、二十歳から八十歳までの六十年間では、一億四千四百万円になる。
収入は変動し、ときには途絶える。しかし、生きているかぎり、生活に必要な費用は止まらない。
多くの人は、人生の兵站を維持するために働きながら、
人格自由を失わずに生きるという、二つの戦線を抱えている。
本書は、この誰もが逃れられない現実から政治を考える。
高度な知性も、端緒を誤れば、デイノテース――目的を見失った巧妙さ――となる。
正しい端緒から働くとき、知性はフロネーシスとなり、人間と社会を、
吸収と学習、発展と創造へ導く。
国家の能力とは、富を築き、権力を行使し、人びとを管理する能力だけではない。
一人ひとりが生活の兵站を整え、人格を復元し、
自分自身の主人として生きられる社会環境をつくる能力である。
よく整えられた個人、正しく第一原則を認識した政治体、そして正しく整えられた制度。
この三位一体によって、人格自由を目的とする「フロネーシス社会」は姿を現す。
第一巻で示した「政治の第一原則」を、最新科学、生活、世帯、国家、民主制、
そして
AIの時代へ展開する、中村聡一の政治学・第二巻。
AI対話で学ぶリベラルアーツ|Kindleシリーズ

神話、哲学、宗教、文学――。
人類は数千年にわたり、人間が何に惹かれ、何に苦しみ、なぜ迷い、そして、いかに自分自身を取り戻すのかを観察し続けてきた。
だからこそ、古典から得られる知見は、過去を知るためだけのものではない。
人間が関わる、ほぼすべてのことに深く関係している。
私は長年にわたり、膨大な古典を読み込み、書籍にまとめ、大学教育や講座の現場で伝え続けてきた。
そして、一つの結論に至った。
古典が描き続けてきた人間精神の働きには、時代や文化を超えた共通の構造がある。
その探究をまとめたのが、全15巻のKindle講義シリーズ、
『中村聡一の教養としてのギリシャ・ローマ――人格形成の基礎づけ』
である。
古典から、人格運動へ。
人格運動から、人間精神の法則へ。
そして、その知見を教育、社会、政治へ。古典から、人間精神の法則へ。
そして、AI時代の政治へ。
プロモーション動画です。
ぜひご覧ください。
本シリーズは、AIとの対話を通じて、
「読む → 考える → 統合する」プロセスを体験する
新しいリベラルアーツ講座です。
教養は、読むものではありません。
思考によって生成されるものです。
中村聡一の
教養としてのギリシャ・ローマ——
人格形成の基礎づけ

プロモーション動画です。
ぜひご覧ください。
第1巻|AIで読む教養入門

なぜ英語だけでは世界は理解できないのか
神話・叙事詩・歴史・悲劇を手がかりに、
人間の内面と文明の構造を読み解きます。
第2巻|AI対話で学ぶ正義論

思考の生成プロセスを体験する
問いを立て、考え、言葉にし、問い直す。
思考そのものの動きを体験します。
第3巻|リアリズムからアリストテレスへ

民主制はなぜ崩壊するのか
制度ではなく、人間から政治を理解する。
理性・欲望・感情が社会をどう変えるのかを探ります。
第4巻|力は正義か

ソクラテスとトラシュマコスの対決
「正義とは、強者の利益にすぎない。」
古代ギリシャ最大の問題提起ともいえるこの挑戦に、
ソクラテスはどう立ち向かったのか。
本書では、プラトン『国家』第一巻を中心に、
- 「力は正義か」
- 「なぜ人は不正を行うのか」
- 「正義は人を幸福にするのか」
という、西洋哲学の出発点となった問いを、
現代社会とのつながりの中で読み解いていきます。
第5巻|正義は 徳か 社会契約か

グラウコンとアデイマントスの問い
なぜ人は正義を守るのか。
第6巻|徳は、生来か、学習か

葛藤と調和の哲学
徳とは、魂のハーモニーである。
第7巻|フェア精神という徳

正義・人格・共同体の哲学
アリストテレスの徳倫理を現代とAI時代へつなぐ
「魂の健康としての徳」
第8巻|法律で規定できる正義

法の文明と徳の文明
グラウコンとアディマントスの問いは、
まだ終わっていない。
そしてその探求は、AI時代の私たち自身へと引き継がれているのである。
第9巻|愛と正義

フィリアとアガペーの文明論
人間は愛さずには生きられない。
問題は、愛するかどうかではない。
何を愛するかである。
第10巻|人間は正義なしに生きられるか

愛と意味 フランクル『夜と霧』より
2500年前、人間は何によって強くなれるのかという問いが生まれた。
権力か 名誉か 快楽か それとも正義か。
第11巻| 自由は正義か: 自由な精神はいかにして自らを奴隷化するのか

これまでの巻では、ギリシャ・ローマの思想と歴史を手がかりに、人間・正義・自由・幸福について考察してきた。
本巻以降、本シリーズは、ギリシャ・ローマ思想を出発点として著者・中村聡一が現代的に統合・発展させた哲学思想を中核に論じていく。
第12巻|幸福と正義: 2500年の幸福思想の旅

幸福とは、人生の目的なのでしょうか。
本書では、ホッブズ、ロック、ルソー、アダム・スミス、ベンサム、ミル、マルクス、カント、ニーチェ、フランクルまでを一つの流れとしてたどりながら、「近代は何を解決しようとした時代だったのか」という視点から、2500年にわたる幸福思想を読み解きます。
第13巻|理性による自律的な正義とは: 人格運動とは何か――古典を読み直す、新しいレンズ

本書では、ホメロスからダンテまでの古典を、一つの人格運動の歴史として読み解きます。
その人格運動をモラルグラビティ理論による運動モデルとして体系化し、人間精神という複雑系システムを貫く普遍法則として考えていきます。
本書第13巻では、その出発点となる「人格運動」の全体像をつかんでください。
第14巻|人格運動の法則: モラルグラビティ理論への序章

本巻では、古典哲学・文学・宗教思想に共通して描かれてきた「人格運動」という現象を出発点に、人間精神に働く普遍法則について考察します。
モラルグラビティ理論への序章として体系的にまとめています。
モラルグラビティ理論は、「善とは何か」を説明する理論ではありません。
人格に働くさまざまな引力、その引力によって生じる人格運動、そして人格に内在する復元力による調和の回復を、一つの運動体系として理解しようとする理論です。
本書は、その基礎理論を解説する最初の一冊となります。
第15巻|人格形成の基礎づけ: なぜ私は、私になったのか。

本書は、人間を評価するための本ではありません。人間を理解するための本です。
その理解は他者のためだけではなく、自分自身を理解するためにあります。
「なぜ私は、私になったのか。」
この問いを自己省察の入口として、人間精神を見つめ直す一冊です。
読み方
第1巻 → 第2巻 → 第3巻と進むことで、
リベラルアーツの思考構造を段階的に身につけることができます。
はじめての方は第1巻から。
正義を考えたい方は第2巻へ。
政治の構造を理解したい方は第3巻へ。
講義との関係

本シリーズは、大学ゼミ講義「正義論」「思想文学論」で行った
AI対話式の授業内容をもとに構成しています。
今後も、授業でのAI対話記録をもとに、
シリーズを継続的に展開していきます。
指定教科書

名門コロンビア大学に学んだ
教養としてのギリシャ・ローマ
―AI時代にリベラルアーツを究める
(PHP文庫)
本シリーズの思想的基盤となる一冊です。
この講義シリーズとは別に、
「リベラルアーツ×芸術」のシリーズも展開しています。
どこへ行ったの?|体験型絵ものがたり

体験を、アートにできるのか。
ダンテ『神曲』の構造から生まれた、
内面の旅の絵ものがたりです。
第2作『それはここにある』

Kindle版 大人も子どもも読める体験型絵ものがたり
(LAFE 体験型リベラルアーツ絵本)
体験を、アートにできるのか。
――『教養としてのギリシャ・ローマ』より――
本作は、プラトン『饗宴』における
「愛のはたらき」をモチーフにした、
“体験するための絵ものがたり”です。
第3作『心はどこへ向かうの?』
――四つの力を見つける小さな旅

体験を、アートにできるのか。
―『教養としてのギリシャ・ローマ』より
本作は、古代ギリシャ・ローマ以来、
リベラルアーツ思想の中心となってきた
- 知恵
- 勇気
- 節制
- 正義
そして愛へと向かう
「四元徳」の心の動きを描いた、
体験型の絵ものがたりです。